新時代は努力不要?

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努力というものの意味合いが変わってきます。
ただ、個人としての自分ががんばる努力、というのは必要なくなる感じですね。

これまでの努力って、ある意味、自分以上の何者かになろうとする努力、自力で全てをなんとかするための努力だったんですよね。その「自分でなんとかしよう」という努力が、個人と全体性の協調の時代には邪魔になってしまうわけです。

じゃあ努力の代わりに何が必要になってくるかというと、信頼
自分への信頼。自分の魂の意図、そしてひいては全体性への信頼です。また、魂の意図の手前には必ず自我(エゴ)がいますから、自分とつながるためにそのエゴを癒していく努力、愛の大きさが必要となります。
 
そんな見えないもん信頼できっか!と思ったら、それが自我(エゴ)なので、その不信感を癒してあげればオーケー。信頼すらも付け足すものではなく、エゴが癒された状態=信頼なのです。不信感を抱えた自分のまま、信頼しようと努力するのではなく、不信感を癒して行った先に、本来の状態である信頼があるのです。不信や不安感とまっすぐ向き合い癒していく努力は大切です。 
 
また、魂の才能を植物のタネに例えるなら、アサガオのタネからヒヤシンスの花を咲かせたり、スミレのタネからひまわりを咲かせることは要求されなくなりますが(それは無理だということに多くの意識たちが気づいていきます)、これはある意味、自分の道以外では花が咲かなくなるということなので、楽して成功できる時代とも少し違うようです。

自分本来の道を歩いているかどうか、そこでどれだけ研鑽を積んできたかどうかがわかりやすく結果に出る時代ともいえるでしょう。
タネを早く植えたら、それだけ早く収穫できます。今、大きな結果を手に入れている人は、それだけ早くから自分本来の道を歩んできたということなので、それだけで尊敬に値すると思います。
ただその収穫が個人的な能力の違いなのか、といえば、そういうわけではありません。土壌にあったタネを植えたら、必ず花は咲きます。それは自然の摂理であり、全体性の力なのです。ただその人は、あなたより早くタネを植えた。違いはそれだけなのです。
 
自分はタネを植えるには遅すぎる、と思う人もいるようですが、事実は、今タネを植えれば、あなたも数年のうちに収穫を手に入れられるということです。全体性の流れが早くなってますから、収穫の速度も上がります。(土地が乱れる速度も上がりますが)
タネを植えようかどうか迷っているうちに、今日タネを植えた人が先に収穫を手にするだけなのです。
 
自分本来の道ではきちんと土地を耕し、タネを植えたら必ず花は咲きます。だから大丈夫です。努力不要というのは、タネを植えなくても花が咲く、ということではありませんので、タネはちゃんと植えてくださいね。タネを植えること=もう本当の自分を偽らずに生きることです。そこにあなたの道が敷かれていくでしょう。