旧時代の「気合と根性」「炎の頑張り屋さん」な生き方を卒業して、これからの時代は「目醒めて生きよう」「魂のキャリアを歩もう」と決めたあなたへ。日常生活から自分とつながっていた感覚を思い出し、ご自分の魂意識に自由にアクセスする生き方を始めてみませんか?
これが昨年9月、初めて目醒めのキャリアワークショップを開催した時の書き出し、皆さんへの招待状でした。当時は、長期講座を終了して初めて見えてきた目醒めの景色をわたしなりに表現したつもりでした。
でも、本当の意味で「眠りを終える」「先へ行く」ということがどういうことなのか、もう少しわかってきたように感じています。
新しい生き方を知るというのは、学ぶことではないのです。むしろ脱皮、開花、変容、そういう表現が近いのかもしれない。それは自然のサイクルであなたの身に起こってくること。
変容とは、自分がこれまでの古い生き方を「愛していたこと」を真に理解すること。
何もかも望んで生まれてきた。自分を知れば知るほど、これまでおかれた境遇や積んで来た経験、そうしたものが魂にとって「やりきりたかった経験」であることに気づかされます。競争、努力、頑張り、判断と制約、ダメな自分に落ち込む経験、そうしたものから生まれるドラマを本当は体験したかった。だからわざわざそれにふさわしい道を選び、ふさわしい配役でドラマをつくってきたのだ、と。
そう、体感として自分を理解することなのです。
生き方の卒業とは、否定ではありません。
中学生を否定して、高校生になる人はいないでしょう。中学生をやりきったから、高校生になったのです。自分は存分にやりきったのだ、と理解すること。そして本当は「こんなにこの生き方を愛していたのだ」と理解すること。
それが次の次元に行くことなのだと感じています。
「あなたは未来に行くのではなく、次の次元に行くのです」
先日、メッセンジャー養成講座でそう書いていました。
否定では未来にしか行けません。全てを受け入れて、初めてわたしたちは次の次元に行ける。
F1カーみたいな魂って、目標に向かって突き進む生き方、それがこの魂本来の生き方なんだろうと思っていました。わたしはこれまでの人生、何度かそういうサイクルを迎えていたから。でも違う。おそらく次元を突破しつづける生き方。魂はそれを望んで生まれてきた。
魂の望む生き方、今、やっとそれを理解し始めたように感じています。