占星学とクラシック音楽②

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 わたしもオススメの音源をご紹介しておきますね。
 
といっても、わたしの場合は、もともとクラシック好きだったわけではなく、オーケストラでチェロを弾く▶︎クラシック音楽を知る、という順番だったので、実はそんなに詳しくないんですが...。
昔は「ウィーンフィルとベルリンフィル、どっちが好き?」と聴かれて「???」という人でした。CDもそんなに持っていません。
 
ただ最近はYoutubeが登場して、本当にいろんな演奏を手軽に聞けるようになりました。特にスコアリーディング(譜面付き)で上がっている音源は、発信者がいくつもの音源を聴き比べた上で「これがオススメ」というものがアップされているので、とても上質なものが多いと感じています。
音源を聴き比べるだけの耳もお金も時間もない!という時にはありがたいですよね。
  
ブラームス
弦楽六重奏曲1番・2番 

演奏にも音楽家の個性が出るので、もっと情熱的な演奏や濃厚な演奏はたくさんあるのですが、この音源(アマデウス弦楽四重奏団)は全員の響きが非常に調和しています。
(これは六重奏なのでカルテットの外部から2人メンバーを迎えていると思うのですが、それでも6人の演奏の波長が揃っているのがすごいですね)

 
ベートーヴェン
弦楽四重奏曲第9番・10番

ベートーヴェン9番の音源はズスケ四重奏団。
アマデウス四重奏団と同じく古いレコーディングなんですが、やはりとても調和しています。特に4楽章は研ぎ澄まされて鋭敏、でも凛として響きます。
 
音楽や芸術が好みの世界なのは、人はみな、自分に足りないものを補ってくれる振動を求めるからですが(好きな色が人によって違うのと同じ)、そういえばわたしも、昔はもっと激しい演奏が好きだったように感じます。
 
でも年齢とともに求めるものは変わるんですよね。今求めるものは、調和の響きなのでしょう。


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