以前、タイムリープの出てくるアニメを見て、今ここの自分自身の選択というのは、無意識下において未来の自分から何らかの干渉を受けているのかもしれない、そして、仮にそうだったとしてもわたしたちは顕在意識レベルで気がつくことができない、という見解を書いたことがありました。
今思うとあれは春分前だったので、暦の節目にはこういう着想が降りてきやすいのかもしれませんが..。
実は先日読んでいた進撃の巨人にも最後はそういう着想、つまり残酷な話だったけれど結局は全てを知っている未来の自分が過去のタイムラインに干渉していたというオチがあるようで「これは偶然?いや、全然違う話を読んで同じ部分が印象に残るのは必然か」と感じていたのでした。
これには次元の違いを理解する必要があるのですが、未来というのはある一定の次元より上の世界には存在しないようです。以前、直線時間は思考であり、深層意識は時間の存在しない次元にある、という話をしたことを憶えていらっしゃいますか?
そこには永遠の今だけが存在しているので、意識が時たまその次元にアクセスするようになると、過去生と思われる感情記憶を受けとったり、未来をビジョンとして垣間見ることがふえてくるわけです。
未来からの干渉というのは、本来は深層意識から現象世界への干渉なのだと感じています。一番わかりやすいのは現実のクラッシュですね。本来見たかった景色と大幅に違う選択を自我(エゴ)が選択しつづけた時、この人生のプレイ時間が終わる(肉体を脱ぐ)前にどこかで調整を図るのです。
深層意識は全ての時空間を見渡せる次元に広がっているので、この人生における1つ1つの選択がからみあいタペストリー(完成された景色)となってるように見えるのだと思います。そうすると、いつ、どこの選択に干渉すれば最も予定通りにストーリーが進むのかがよくわかることでしょう。今この瞬間のあなたの「こうしたい」という選択はもちろん、本音と違う選択を選び続けた場合の軌道修正手段も用意されていて、それが現象世界に現れてくることもあるのだと思います。
そう考えると、本来未来からの干渉はとても自然なことであり、そんな多次元的な意識の構造を直線時間軸で表現すると「タイムリープ」というファンタジックな表現になるのだと思います。
こうしたことは目醒めの深度に関わらず全ての人の無意識下で起きていることです。そして、自覚が生まれたからといって未来が完全にわかってしまうことはありません。それは、未来を知ることはこのゲームのルール違反となるから、知ってしまうと体験の仕方は変わってしまうから、知ったところで今ここの選択によって選ぶ未来は変わり続けているから、あるいはその全てかもしれません。
とはいえ、自我をつぶされるような大きなクラッシュはできればさけたいもの。
俗にいう「魂の道を歩む時、その道は一番喜びにあふれている」というのは、大幅な軌道修正が少ない分痛みの少ない道でもあることを意味しているのでしょう。
今ここの喜びの道を、選んでみませんか?
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