本当の道は目には見えない

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目の前に道がつづいているように見えても、本当の道は目には見えませんから、思わぬところでジャンプすることもあるかもしれません。
 
ロールプレイングゲームでいうところのダンジョンクリア、今のステージをクリアした時にこうした感覚は訪れます。あなたはきっとこう感じることでしょう。
 
「あれ?
 この先は、この道ではない」

今のステージでの学びは十分にやり終えたのです。
魂の次の学びにふさわしい場所は別に用意されています。この先の展開が十二分に見えている魂には、あなたの意識の成長段階に応じて、もうこの先この道(選択)に発展性はないよ、とわかるタイミングがあります。
その時合図は送られてきます。
 
慣れ親しんだものとお別れすることは名残惜しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。長く付き合ってきた人や職場であれば尚更です。
 
でもわたしは別れを大切にしています。
別れは、感謝の気持ちを思い出させてくれるから。

終わりよければ全てよし、とはよくいったもので、手放すことを受け入れた途端、あれもこれも今のわたしを育ててくれた、と、これまでの全てが良き思い出として感じられたりするものです。

手放すことがわかって初めて、人はそれが「与えられていたこと」に気がついたりします。
逆に手放すことを恐れて古いモノや関係性に執着している時は、実は本当の意味で感謝をすることができません。対象を所有してしまっているのです。そして、感謝できないことがかえって自分自身を苦しめていたこと、幸福から遠ざけていたことに、感謝できるようになってから気がついたりしました。
 
本当に大切なものほど、手放すことで初めて、深く感謝できるようになるのです。



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