目醒めていくってどういうこと?③ 〜魂と個人の違い

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映画『魔女の宅急便』をご存知ですか?

目醒めていくことは、これまで自分は主人公のキキだと思っていた個人意識のあなたが、実はその映画を見ている魂であったと気がついていくことに似ています。
 
キキ(個人意識)と映画の視聴者(魂)では、実はいろんな側面においてだいぶ感覚が異なります。

例えば、お届け物の報酬を受け取る際、キキは「こんなに沢山」「いただけません」と云うことがあります。仕事を始めて間もないフリーランスの身。なんだかよくわかる気もします。
しかし、視聴者の視点から見るとどうでしょうか。
「いやいやキキ、ここはもらって良いんだよ。マダムはどう見ても渡したがってるから」「受け取らないと、話が先に進まないんだよ」
視聴者である魂は、キキの個人的な感情を介さずに他の登場人物を見ることができます。さらにはこの先の展開も見えていますから、キキとはだいぶ意見が異なるようです。
 
さらに仕事を受け持ったキキ(個人意識)は「何事もなく、無事にことが運ぶこと」を願って邁進します。しかし一方の視聴者(魂)はどうでしょうか。
始めの頃こそキキと一緒に空の旅を楽しむことはできでも、次第に何も起きない平凡な人生映画には飽きてしまうかも。キキにはもっと成長してほしい。それにはもっと経験を積んでもらわなくちゃ。きっとそんな目線で「今」を見ていることでしょう。

1つ確かなことは、一般的に視聴者(魂)はキキ(個人意識)よりも、キキを見つめる目線が冷静で優しく、そしてキキが多くの経験を積んでくれることを望む傾向にあるということです。
 
いつも視聴者の席にいる魂は「キキって本当にダメね」「どうしてこうなのかしら」などとは思いません。キキの成長段階、言葉にしない心情がよくわかっていますので、キキはキキなりによくやっていることを知っています。そしてあなたが映画『魔女の宅急便』を見た時のように「キキには幸せになってほしいなぁ..」と思っているでしょう。
 
しかし視聴者ですからこうは思うかもしれません。
「いや、キキ、その道はちょっとまずいんじゃない?」「このまま飛んでくとバスに正面衝突するよ」
そんな時、魂はどうすると思いますか?そう、サインを送るのです。
もしもあなた(キキ)が思った方向に進めないな、と感じた時は「いや〜キキ、そっちは大渋滞だよ」という魂からのサインかもしれません。
そんな時は、魂は今、どちらに進みたがっているのかな?と感じてみてはいかがでしょうか。
 
そして「自分はこう生きたい」「こんな人生を歩みたいな」という本当の望みを許可できたら、あとはサインの降りてくるままにRPGを進めてみましょう☆



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