自分をマスターするには

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メッセンジャー養成講座では、 自己対話がある深度に到達して来ると、その方の数秘やホロスコープを引き合いに出すことが多くなります。

ですがわたしの講座では、そうしたアセスメントツールを「その方自身」とみなすことはなく「その方に内在するエネルギー」や「その方を構成する1つの要素」として読んでいます。
わたしたちの本質は意識であり、まずは生まれ持った要素を上手に使いこなせるようになることが「自分をマスターすること」だからです。
 
自分の内側が混乱していたり、本当の気持ちが見えなくなっている時というのは、大概自分の中で相反する自分自身が論争を引き起こしています。

例えばわたしの場合だと、男性的でスピード命の自分(数秘1のわたし)と女性的で繊細な自分(数秘2のわたし)はしょっちゅう内紛を起こしていますし、楽しいこと大好きな自分(獅子座のわたし)と真面目で慎重な自分(山羊座のわたし)もいつも綱引きをしています。
あまりにも日常的なので意識が眠っているとうっかりそのままにしていることもあり、そうすると現実では必ずそれと向き合わされるような出来事が起きてきます。
「自分を見なさい!」と啓示されるのですね。

自己の内側に相反する2つ(以上)の要素がある場合、容易に納得のいく結論を導き出すことはできません。
自分と慎重に対話を重ね、丁寧に丁寧に自己の内側へ降りていく必要があるのですが、「このエネルギー的な内紛は一体どこで起きているのか?」「どの自分と、どの自分が内側で衝突しているのか?」それがその方の数秘やホロスコープを見ると非常にわかりやすいのです。
 
ちなみに相反する要素を持っている方というのは、往々にして器の大きい方が多いです。魂が成熟しているというのでしょうか。

大器晩成とはよくいったもので、こうしたタイプの方は自己対話や意識のクリアリングにかなり時間がかかります。かければかけるほど自己を構成していた要素がよくわかり、自分とつながる豊かなスペースが内側に育ってくると思います。
自身の異なる要素を自由に使いこなすにはそれなりの意識力が必要であり、それには今ここへの十分な着地力(グラウンディング力)自己の内側にいつも気づいていられる繊細さの両方が必要になってくるからです。

自己対話とは、自分で自分の話を上手に聴けるようになること。あなたは日々、自分の声にどのくらい耳を傾けているでしょうか。

なかなか骨の折れる地道な作業ではありますが、あなたがその喜びを見出した時、孤独感はあなたのもとを静かに去っていくことになります。

代わりにどこにいても、誰といても常に「一人ある=自分とつながる豊かな時間」をプレゼントされることでしょう。


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