冬至前に、目覚めについてもう一度2
目覚めが必ずしも物質的な成功を意味していないのであれば、目覚めとは一体何でしょうか?
目覚めていくことは、全てを受け入れ、祝福する大きな愛の意識に進化していくことだと感じています。つまり意識の変容です。
一般的に目覚め(気づき)の世界においては「現実が苦しみをつくりだしているのではありません、現実に対する抵抗が苦しみをつくりだしているのです」といわれます。
あるいは「苦しみの原因は現実ではなく、現実に対するあなたの否定的な思考である」とも語られるでしょう。
これはどういうことかというと、わたしたちは、あるがままの現実を否定した時にだけ悩みや苦しみを体験できる、ということです。
悩んでいる時、あなたはあるがままを否定している(受け入れ拒否している)のです。
あるがままを否定することは悪いことではありません。そして、時には受け入れ拒否したくなる出来事に直面する。誰にとってもそれが人生というものでしょう。
ですから、この悟りのメッセージは「もう苦しみを体験したくないと感じた時は、何かを否定することをやめてみるといいですよ」という賢者たちからのアドバイス、生き方の知恵である、と捉えてみるとわかりやすいでしょう。
何かに苦しんでいる時、自分自身が何を否定しているのか?どんな考えに苦しんでいるのか?を見つけ、それを解消するとても効果的なワークがあります。
アメリカのバイロン・ケイティが提唱された、4つの問い直しのワークです。
このワークでは、まず、自分自身の内側にある「現状を否定する考え」を見つけます。そして、その考えを下記、4つの質問で問い直すのです。
・それは本当ですか?
・それが本当だと、絶対にいいきることができますか?
・その考えを信じると、あなたはどうなりますか?
・その考えがなければ、あなたはどういう人になりますか?
例えば、日本帰国を決めた時のわたしの葛藤をあらわすとこんな感じでしょうか
「わたしはドイツを離れるべきではない」
・それは本当ですか?
→ うーん...
・それが本当だと、絶対にいいきることができますか?
→ いいえ、わかりません
・その考えを信じると、あなたはどうなりますか?
→ なんだか苦しくなります(; ;)
・その考えがなければ、あなたはどういう人になりますか?
→ とりあえず流れに乗ってみようと思います
本書は、自分と向き合うプロセス、そして何より、現実と自分の間にスペースをつくるプロセスを手伝ってくれるでしょう。もしもあなたが自分を苦しめる「考え」に気がついた時は、1つの役に立つかもしれません。
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