星くずの叡智 森のささやき

元ドイツ在住キャリアカウンセラーの日記

わたしの居場所

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ああ、、
さっき『WIN-WIN-WIN』のきっかけとなった出来事を振り返りながら、感謝の気持ちで書類を処分をしていたら「こんな私を採用してくださったのに本当に申し訳なかった」という自意識を発見してしまいました。
 
「こんな私」。
こんな自意識を使っていたからズレたんですね、わたし。
 
実は日本で働くのが13年ぶりだったので、ここは初心に戻って働かせてもらおう、と思っていたのです。
謙遜は美徳と思われがちですが、あるものを小さく見積もることとは違う。「こんな私」という自意識は、自分自身を変に矮小化させてしまいます。
むしろそんな自意識も何もない方が、目の前の仕事とニュートラルに、まっさらな気持ちで向き合えるもの。
最終的にわたしを動かした思いは「真剣に仕事に打ち込めないのは申し訳ない」というものだったので、ミスマッチの原因がわかってしまいました。
 
分をわきまえることは、自分を必要以上に大きく見せないこと。
そのためには、あるもの(ありのままの自分)をそのまま差し出して、それをどう料理するのか、その正解や評価は世界に決めてもらう姿勢が大切なんでしょう。
いつかの歌じゃないですけど、Let it go〜ありのままで。
 
なんかものすごく大きな自意識が外れそうです。自分では自分自身を評価しない方が無難なんでしょうね。

ちょうど先日思っていたんです。
わたしたちって、1人1人がジグソーパズルのピースみたいなもので、普段私たちがジグソーパズルをする時は「あ、なんかこのピースとこのピースはまりそうだな」って客観的に判断できますよね?

ところが、もしわたしたちがジグゾーパズルのピースそのものだったらどうでしょう?
自分というピースが一体全体どんな形をしているのか、たぶんよくわからない。
わかってもせいぜい、なんとなくこのあたりは尖っているよね、とか、ここは丸いよね、とかその程度。

それは自分と自分自身というパズルが同化しているからであって、決してあなたに合うピースがないからではない。
自意識を介在せず、自分という存在を客観視できるくらい視座を高くすれば、案外めっちゃ近くにパチンとつながるピース、つまりあなたの居場所があったりするわけで、仕事の悩みって案外それだけのものなのかもね、と。(^ ^)


♡ 目覚めていくことは、視座を上げていくこと

ayakoingermany.hatenablog.com