土地のエネルギーと仲良くなる

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都心のお店というのは、土地のエネルギーとつながっていないお店が多いのかな?と感じることがあります。
これは、もともとその場所に住んでいる人(根ざしている人)が少なく、働きに来ている人が多いことにも影響されているのでしょう。
  
そうすると、お店のエネルギーがグラウンディングしなくて、しっかりとその土地に根ざしていない感覚が生まれます。
長く留まりたい、居心地の良い空間というものは土地の引力(ひいてはその場所・空間の引力)なので、土地のエネルギーとつながっていないと、全く人が来ないか、どちらかというと人の出入りが多く、忙しなく、回転の早いお店が生まれるようになるんだと思います。
(長時間のご利用はお控えください、という表示をお見かけしますよね)
 
お店の回転率が高いことは良いことにもみえますが、少し感じることはあります。
1つは、普通、人は居心地の良さにお金を払う傾向がありますから、1人あたりの滞在時間が短い=使うお金が少なくなる=自然とお店の回転を速くして売上を上げるスタイルになっていく、ということ。
つまりお店は、いつも忙しくないと回らなくなりがち、かもしれません。

またもう1つは、おそらく従業員の回転も速くなる、ということ。
お客さんが長く滞在したいと思わない空間に、従業員の人だけ長く勤めたい、というケースは少ないと思うのです。同じ人間ですから。
そうすると、人手が足りない、人材が育たない、という状況が生まれやすいのかもしれません。

わたしたちの活動というのは、決して自分たちの力だけで成り立っているわけではなく、見えない形でその場所のエネルギーとも結びついているのだと思います。


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