時間との戦い

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先日コンビニの仕事で「時間との戦いだから」といわれて、「はい」とお返事したものの、ちょっとたってから「あれ、待てよ」と感じたことがありました。
 
ええと、そう思っているから、そうなっているんですよね。

「時間との戦い」と思っていれば、わたしたちは「時間と戦う現実」を創造することができるのです。
意識の内で戦うことをやめれば、戦う現実を創造することもなくなります。
日本人は(いえ、ロンドンやパリも含め大都会の人は)、意識の内で時間に追われている人が多いですね。
 
営業や接客のお仕事は、その時の意識の在り方によって、現実で起こってくる電話の数やお客様の流れは格段に変わります。忙しい時は、自分が無意識に忙しさを創り出しているのです。
 
そんな感じで、毎日が発見の連続(起こってきたことと、知っていたこととの結合体験)なのですが、ドイツにいた頃と格段違うことは、誰かと一緒に働くようになったことで、自分1人で現実創造することは格段に少なくなったことでしょうか。
 
自分が現実創造する横で、誰かがまたその人の現実を創造しています。
現実というのは微妙に折り重なっているので、たとえば自分だけゆったりした意識でゆったりした現実を創造したとしても、2人の意識がバラバラの内は、隣の人は隣の人の意識で全く別の現実を創造していたりします。
その時、そちらに意識をひっぱられない(向こうで起きてきた現実に意識を向けすぎない)グラウンディング力はとても大切です。
 
人と一緒に働く時は、そんな風に自分自身に集中した上で、できるだけ心を開いて周囲とエネルギーを通わせること。
相手は自分の鏡ですし、互いに引き合うものがなければ出会うことすらできない世の中です。自分を受け入れた上で、相手のことも全面的に尊重し受け入れられるようになると、向こうもこちらに対して同じように接してくださいます。

すると、これまで自分は自分、相手は相手で小さく自分に集中していた意識が、クラウドコンピュータのように互いに広がりはじめ、2人同時に同じ流れにアクセスできるようになるのです。
この時現実世界では、2人が「あ、うん」の呼吸で動けるようになったり、息があってきた、チームワークが確立されてきた、という現象が起きてきます。

もちろん、双方が互いに違う価値観を持っている場合には、この意識の融合プロセスにはそれなりに時間がかかります。
そして融合の進行=自分自身を癒していくプロセス(これまで排除してきた自分を受け入れていくプロセス)であり、融合の完了はその意識ステージの学びの終了を意味しています。
 
別に相手に合わせようとする必要はありません。
ただ、自分の意識の内で、自分も相手もあるがままでいいのだ、と全面的に認めるのです。
それができるようになると、もしも相手に合わせることが必要な場合は、それは自然と起こってきます。
合わせようとしなくても、なぜか自然と合わせられるようになってしまう(意識の融合によりシンクロが起こってくる)ということです。
あるいは、向こうがこちらに合わせてきたように感じられることもあるかもしれません。

どちらにせよ、興味深いですね。
ビックたまカンパニーの冒険😎 〜2022年東京編はまだまだ続きます(笑)。