突き抜けるカギはキロン

皆さんの生まれた時、キロンはどこにありましたか?
 
キロン(CHIRON)とは、土星と天王星の間に軌道のある小惑星のことで、ネイタルチャート(生まれた時の天空図)によってはカイロンと表記されているものもあるようです。
 
実は先日の動画で土星と天王星の話を取り上げてから、やたらとキロン、キロン、と降りてきまして、面倒だなと思いつつ調べてみたところ、なんと土星 vs 天王星意識の衝突を抜ける策がここにあったんですよ。

簡単に書くと、土星意識を多少使えるようになった後、天王星パワーを降ろせるようになる前にクリアすべき課題、といいますか、突き抜けていくために癒すべきテーマがここに示されているようです。
土星が苦手意識を教えてくれるとすれば、キロンは感覚的にコンプレックス、といいますか、もっとエグいところ(=意識の光をあてていない無意識に避けているテーマ)を教えてくれる感じです。ぎゃーってなるところ。
 
わたしのキロンは牡牛座にあるのですが、牡牛座ってさ〜、そう、お金!(2021年の私のテーマ😂)はもちろんのこと豊かさ、生まれ持った才能や価値観、肉体、感覚などを司るサインなんですよね。(豊かさとはその全てである、ともいえよう)

牡牛座にキロンがあると、こうしたテーマにコンプレックスを感じやすいといわれています。(どれを自覚しているかは人によるのではないでしょうか)

わたしの場合、今回はっきりと理解したことは、自分は自分自身の生まれ持った価値観にコンプレックスを感じていた、ということでした。
物事を世間の一般常識とはちょっと違った角度から捉えるので、そんな自分を恥ずかしいと感じていたんですよね。

ただこれは、今だから理解できるようになったことで、これまではあまりに無意識で自覚することすらできませんでした。しかし自分という存在や、自身のやっていることの評価がその分格段に小さくなっていたことは認めます。
 
小さい頃、自分が本当に感じていることを表現しても信じてもらえなかったり、大人の意見の受け売りだと思われたことにけっこう傷ついていたのかもしれません。

帳簿付けが苦手だったり、売上にコミットできなかったり、といったこれまでのお金のブロックというのは、こうした「自分は恥ずべき存在である」といったコンプレックスに、蠍座土星の「受けとることへの恐怖」など、様々な要素が上書きされてできあがったエネルギーブロックだったようで、根本はお金ではなかったんだなと感じています。

自愛が深まった今となっては、お金にコミットすることこそ自分への愛=ひいては周囲への貢献なのでは、と感じるようにもなり、まさに牡牛座にある天王星の影響(=価値観が反転する)を受けていますね。
 
以前書いたことがあるのですが、価値観って意識ステージが変わると、ある時反転するタイミングがあるんです。

それは、古い価値観と新しい価値観、どっちが正しいということはできなくて、単に自愛が深まった結果、自分にマッチするものが変わった、自分にとってふさわしい選択やグレードが変わった証拠であり、天王星の反転作用(革命効果)というのは、ある意味アップグレードに伴うものなのだと感じています。
(意識のグレードがアップした結果、世間的にはダウングレードする、つまりこれまでこだわっていたものにこだわらなくなることもありますけどね)
 
ちなみにキロンについて色々調べていたら、こちらの動画がとても参考になりました。自分のキロンが何座かわからない方も、9分あたりからの12星座別の解説を見ると該当星座がわかるようになっています!