星くずの叡智 森のささやき

元ドイツ在住キャリアカウンセラーの日記

1つになってゆきたい

今日は山羊座の満月。
わたしの天空図では、アセンダント(生まれた時の東の地平線=自分自身)の真上で月(潜在意識)と冥王星(超意識)が重なり満ちる時。
 
昨日から、これまでのエネルギー的な骨格を破壊されるような衝撃は感じていたのですが、今朝レジ打ちをしていたら、自分の内側から突然、新しいエネルギーが満ち満ちてくるのを感じました。同時に
 
「生まれ変わってきたぜ、冥王星」

そんな声が聴こえたような...。

これまでわたしの月(潜在意識)は、土星・冥王星意識の抑圧を受けて、半分の力しか発揮することができなかった。
長い輪廻の旅路で自分にかけてきた抑圧の蓋。そこにまるで、突然ヒビが入り、その隙間から本来のエネルギーがあふれ出てくるような...そんな感覚でした。

新しく生まれたエネルギーの扱いに困惑しながら、思わず感じてしまったこと、それは、

これからわたしに出会った人(=このエネルギーにふれた人)は、みんな元気になってしまう

ということでした。
その人本来のエネルギーというのは、まるで天然の温泉や湧き水のように、とめどなく内側からあふれゆくもの。そして、何もしなくても周囲にくまなく満ち満ちてゆくものです。
その湧き上がるエネルギーの流れを、わたしは知らぬ間に自意識という枠で押しとどめていたことに気がつきました。

わたしの内側からあふれ出すこのエネルギーには、その人本来のエネルギーの泉(生命力の泉)を掘り起こす作用があるようなのです。
そこにつまっていた堅い自意識の氷を熱で溶かし(=火)、優しく洗い流してしまう(=水)作用。
そうすると、再びそこからみずみずしいエネルギーがあふれ出します。その人本来のエネルギーです。
 
エネルギーには意図が宿っています。
それはまるで、水が高いところから低いところへ流れゆくように、わたしがコントロールしようとしなければ、自然とそれは必要な方角へと流れゆくのです。
 
だから、これからはその意図と1つになってゆけばいい。
わたしは何もせず、ただその流れに身を委ねてゆけばよい。全ては、そんな簡単なことだったんだな、と。

少し前に、カードリーディングの動画を見ていた時、こんな素敵なメッセージに出会いました。

もしもあなたが、画家になりたいのであれば、あなたは画家になろうとするのではなく、絵そのものになってください。

パン屋になりたいのであれば、パン屋になろうとするのではなく、パンそのものになってください。

そして、もしもあなたがメッセンジャーになりたいのであれば、あなたはメッセージそのものであってください。

これは真理です。

以前わたしも「もしもあなたが豊かさそのものであったら...」という話をしたことがありましたが、本当は豊かさとわたしに、メッセージとわたしに、境目なんて存在しないのです。なぜなら全てはわたしだから。
何かになろうとしなくても、最初からわたしはそれそのものだったのです。

それがいつのまにか、意識の中に「ここからここまでがわたし」という我(が)が深く入り込んでしまい、それがわたしの意識の世界の循環を大きくとどめていたのだ、ということに気がつきました。

もうメッセンジャーになりたいとは思わないし、何者になりたいとも思わないけれど、でも今、わたしの元へ降りてきたこのメッセージは、わけへだてなく全ての人へ流れゆくことを望んでいる、と感じることはあります。
そんな時は、その意図をあえて自分自身の元に押し留めるのではなく、ただそれと一つになっていけたらいいと思うのです。