土台づくりのとき2
ところが、近年わたしはどうもこの土台づくりをすっ飛ばし、ウルトラCの結果ばかり欲しがる傾向になっていたようです。
降りて来たビジョンや理想を形にすることに囚われて、今の自分自身の器の大きさが見えていなかった、というのでしょうか。グラウンディング不足ですね。
(火のエレメントの強い人あるある)
初めてのことがすぐ形になることに、ちょっと慣れてしまったんでしょうね。
器の大きさが伴っていないクリエイション(創造)は、どこかでテコ入れしないと、そんなに長くは持ちません(いずれ破綻してしまう)。
昨年の9月に形にした「星くずの叡智研究会」と「森のささやきサロン」という2つの企画がありました。
このイベントはそれまでの単発のイベントとは一線を画し、継続的に開催する、ある意味コミュニティづくりのような意図を宿して生まれたものだったのですが、実は大変な難産でした。形になるまでにかなり時間を要した、ということです。
コミュニティ(=場)を継続させる、というのは、地のエレメントの力です。継続する力。積み上げる力。
それまで火(=ビジョン・創造性)と水(=チャネリング・表現)の力でクリエイションを起こしていたわたしにとって、ただ生み出しつくるだけでなく、維持することが求められる、全く新しい創造領域だったんですね。
そして、今思うと途中でクローズせざるをえなかったのは、わたしの器の大きさが追いついていなかったからかな、と感じています。たぶん、維持するにはエネルギーの質量が足りていなかったのでしょう。
そうした弱点もわかった今、今年は「土台を作る」「継続する」「積み上げる」ということを意識していきたいと感じるようになりました。
置いてけぼりにしていた慎重な自分自身も取り戻したしね(笑)。
研究会とサロンを復活させる前に、修了生向けキャリアカフェを定期的に開催する流れがきています。
実は昨年あたりから、講座の修了生で自分のサロンやお店、事業を持つ人たちが1人、また1人、と出てくるようになりました。
かつて予言されていた時がやってきたのだな、と感じています。
(全文はこちら)
ですので「修了生をいつまでも修了生扱いしない」というのは昨年までの私の大きなテーマだったのですが、ドイツを去り、この半年間で色々経験した今になって思うこと。
それは
自立した存在だからこそ、弱い自分もありのままに表現できる、アットホームな場所があっても良いんじゃない?
ということでした。
だって、この半年間、わたし本当に大変だったもん😂
自立に甘えは不要だけど、頑張りや力みも不要。ただ力を抜いて、流れに任せていくレッスンって大切ですよね。
それにしても、昔のブログを読むと熱くて笑ってしまいます。頑張ってましたね。vv