わたしがキャリアカウンセラーとなった理由

それはどうも、自分自身の強い共感能力を癒すためだったようです。
 
わたしには、他人の感じていることを自分のことのように感じてしまう節があり、周りの人の感情に影響されやすい一面がありました。

ですので悩み事など、なぜその方がそのように感じるのか?、本当は何を求めているのか?を無意識に察知して、誰かと一緒にいると、自然とその要求に応えてしまうことが長い間の習慣となっていたようです。
 
実際、青字の部分は、これまでのカウンセラーとしては非常に大きな適性でもあったと思うのですが、目醒めていくとなると話は全く別になってきます。

他者と空間を共有しながら、いかに自分自身の中心点に目醒めていられるか?
自分の純粋な喜びに目醒め、それを素直に表現することができるか?
 
そうしたことを大切にすることで、外向きの自己表現を卒業していくことが大切なのだと思います。
 
また、これまでわたしは自分自身が現実を象徴的に読み解いた経験をいくつも表現して来ましたが、実際には、現実の解釈の仕方は自由なんです。
 
100人いれば、100通りの正解がある世界。

同じ音楽でも違う人が奏でると、全く違う演奏になります。
それは、その音楽という1つのテーマを、どのように解釈して表現したのか?にその方の個性があらわれるからです。

そして「心に響く表現」というものは、その方自身の真実の表現、つまりその方自身が心からその音楽を "こう弾きたい!" と感じて奏でている時なのです。
(なぜなら本当に表現しているのは音楽ではなく、真実の自己だから)

つまり大切なことは「どう解釈するのか?」ではなく「自分はどう解釈し、どう自分自身を表現したいのか?」にあるのだと思います。そこにその方の真実があるからです。
 
全く同じことが人生においてもいえると思います。

あなたはどう解釈し、それに対してどう在りたいのか?を問いつづける。
それが本来のカウンセラーの役割なのでしょう。(ズレてましたね...笑)

なぜなら、その方の導き出した答え通りにその人の人生は創造されてゆくからです。
 
そのことに気がついた今、他者の創造した現実を「わたしはこう読み解きます」という表現も、そろそろ終えていく時期を迎えているのかもしれません。

それは正解でもなんでもなく、わたし自身のアートであり、人生は本来その方自身のアートである以上、わたしはその人自身の解釈や表現を見てみたいと感じるからです。

やっぱり自己対話、大切ですね☆
残り短いカウンセリングでも意識していきたいと思います。


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