自分の担当楽器(役割)を知る

今日という日ほど自分という存在を理解できた日はないのではないか、と思うのですが、とても大切なことに気がつきました。

自分は「表も裏も演じたい」存在なのだ、ということに。

先日、学生時代のカルテット仲間と2年ぶりに再会したのですが、その時、この仲間と一緒にいていつも居心地がいいのは、仲間内で役割(表と裏)が固定されてないからなんだろうな、と感じていました。

普通のカルテットだと、だいたい第一ヴァイオリンとチェロが表(目立つ役)で、第二ヴァイオリンとヴィオラという内声楽器は裏(支える役)なのですが、そのメンバーではあまりそういう感じがしない、といいますか、一緒に演奏していると

全員が表(主役)で、全員が裏(脇役)という感じがするのです。

もちろん、その中でもやっぱり第一ヴァイオリンに出番が多いとか、多少の比率の違いはあるのですが、そこはなんていうのかな、単に個性の違いであって

誰も、誰かが裏方に回ることを期待していないカルテット

全員主役のカルテット

って感じがするんですよね。

で、自分の出番が回って来た時に、それぞれの個性が出るというのでしょうか。
情感あふれる旋律をマイペースに主張するヴィオラとか、さっきまで裏方だったのに突然低音域でブイブイ鳴らす第二ヴァイオリンとか、なんだかんだいって美味しい旋律ばっか持っていくチェロとか、まあ、みんな

やりたい役やってるよね(笑)


みたいな。
誰も誰かの犠牲の上に演奏していない。
 
なので、そのメンバーで演奏する時は選曲もそれに準じたものになる(全員にそれなりの出番のある曲がしっくりくる)のです。

これって実はオーケストラでも同じなんですよ。
1つの曲においてずっと主役をでばっている楽器(役割)は1つもない。そして、みんな自分のやりたい楽器(役割)を選択している。

もしもわたしがもっと太陽のような存在で、裏方要素がゼロだったら、きっとわたしはチェロより目立つヴァイオリンとかフルートを選択したでしょうし、もっとみんなを支えたい!というしっかり者の裏方意識であれば、コントラバスとか打楽器とか、チェロよりメロディーの少ない楽器を選択したと思います。

オーケストラでは、楽器の選択に、その人の個性が出る。
 
そういえば、かつてのダブルワーク先の同僚は、ティンパニ(打楽器)をやってたそうです。会社では編集でしたが、確かに裏方の人だったかも。

裏方は目立ちませんが全体を支える基盤です。言い換えればとても影響力が大きいのです。
打楽器なんてオーケストラでは一番後ろに配置されてますが、一番音が大きくて破壊力抜群。ティンパニは、間違えたらたった1人でオーケストラの音楽を破壊できる。
そして、奏者はそのこと(自身の影響力)を理解して演奏しているのです。
 
これって会社でも同じじゃないかな?
裏方が地味だなんて、表向きだけの話。チームで働いている人は、誰でもそのことを理解しているはず。目立たないから影響力がないなんて、とんでもない話なのです。

だから大事なことは、本当に自分に合った楽器(役割や働き方)を選ぶこと。

わたしは表も裏も演じたい人で、比率としては6:4か7:3くらいかな。どちらかというと、しっとり煌めく月よりも熱く輝く太陽よりです。

だからそういう仕事を選べば自然と楽しく働けるし、そういう生き方を選べば絶対に楽しめる。

以前主宰していた4ヶ月講座は、講座で本当の自分を表現をした後(主役)、次回スクーリングまで受講生のメールサポートに回る(裏方)なんて感じでしたから、正に、という感じでしたね。
 
ダブルワークも、当初はGMのアシスタント役(裏方)だったからこそ、この仕事(主役)を上手く支えてくれたのだと思います。

それがなくなったここ何年かは、ちょっとアンバランスだったかな?。自分なりにバランスをとる方法をまたみつけなくちゃね。

カウンセリングで数秘やホロスコープを読むのは、あなたの内のまだ表現されていない要素を見つけて光をあてるためでもあります。

表現されていない自分があると、エネルギー的には「淀み」になります。
それが何なのか?がわかると、自分をどう変えたらいいか?がわかるので、とてもスッキリすると思うのです。

まもなく〆切ですが、ご興味のある方はお話できるのを楽しみにしています☆ ↓
 
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