量子交換の秘密

職場に苦手な人はいますか?
あるいは身近に付き合いづらい人は?
 
わたしたちの意識はいつも身近な人と量子交換(情報交換)しています。
見えないレベルでつながっているとはよくいいますが、どんなに外向きの顔を取り繕っていても、実はわたしたちの考えていることは、この空間を波長となってぶっとんでいるのだと思います。

誰かと長く一緒にいると互いの嗜好や考え方が似てきたり、顔かたちが似てくることがありますね。
また、長く1つの職場につとめていると、その会社の社風や考え方が自然と自分自身に浸透してくることでしょう。

わたしたちはいつも、互いに影響を及ぼしあって存在しているのです。

そのため影響を受けたくない場所に長く身を置きつづけないことはもちろんですが、然るべきタイミングで自分の身近に配置された人というのは、魂から派遣された「はい、次はこの人と量子交換(情報交換)してね」という人であることも多いということです。

わたしたち人間はこの世界で生きていくうちに、社会のルールに合わせて、色々な自分にバツをつけてきました。

「えーい、忍法☆この自分、封印の術」

そうして封じ込めた自分自身は、普段はあなたの奥深くに眠っていますが、人生で再び自分と向き合い、自己統合を深める段階になると他人の姿を借りてあなたのもとにやってきます。

ふたたびあなたに受け入れてもらい、元の自分にもどっていくために、です。
 
基本、自分の外には自分自身から締め出した存在、いつの間にか「忍法☆この自分、封印の術」をかけていた人しかあらわれません。
ですからその人を苦手と感じる場合は、その術は相当強かったということになります。

量子交換するには、相手に心を許さなくてはなりません。
見かけ上仲良くする必要はありませんが、心の内で警戒することをやめ、敵対姿勢をとることをやめるのです。
ただ、意識の内で相手を「あるがままに」受け入れるのですね。

これはちょっと骨の折れるレッスンかもしれません。
まずは相手を苦手と感じる自分を許し、その思いを深く見つめるところからスタートです。

が、それこそがこのステージクリアのレッスンなのだと捉えてみると、新しい展開が見えてくるでしょう。
というのも、好きな人であれ嫌いな人であれ、互いの量子交換(情報交換)を終えてしまうと、魂は次の学びを求めて新しいステージを用意するので、自然と新しい流れが起こってくるからです。
かつての講座修了生の方の中には、苦手な人をゆるせるようになった結果、その職場での量子交換が終わり、新しい道をみつけた方も多かったですね。

以前「誰と一緒に働くか」「誰と一緒に住むかはとても重要だね」という話を書いたことがあります。
その思いに反して、わたしたち個人は身近にいる人を実は選べない(全て流れに派遣されてきている)と感じるこの頃です。

量子交換が終わると、自分の意識と置かれた場所との親和性が高まり、思いの空間伝導率が上がります。

自分が何かをほしいと思った瞬間、身近な人がその思いをキャッチして買ってきてくれたり、近くにいた人が同じものを注文したりします。
またメンバー内や家族内での意見が揃いやすくなることもあるでしょう。

ただこれは同時に、自分の思いが大音量でこの空間を伝道するようになった、ということでもあるので、ネガティブな思いの電波放送は避けたいものです。(笑)