全ての人の内には「自分の弱さを見つめたくない」というエゴがあり、それゆえ人はいつも強くあろうとしています。
そのため魂の計画として、それを癒していく時期に差し掛かった時、自力ではどうしようもない問題が起きるそうです。
それは、自らの器の大きさを悟ると同時にこれまで否定してきた弱さを認め「弱くあっても良い」「本当の自分を許しても良い」「ありのままのわたしであっても良い」と自分自身にオーケーを出せるようになる段階なのだそうです。
別に、あなたが間違っていたからクラッシュが起きたわけではないのです。
わたしが初めてクラッシュを体験したのは2017年でした。
どうしようもなく波に呑まれるしかなかったのですが、しばらく茫然自失となって、友人のラインに返事ができなかったことはおぼえています。端から見ると不条理な出来事だったようで、私の代わりに怒ってくれる知人もいました。ですが怒ったところで何も変わらないことはわかっていたので、とにかく無心に、淡々と今できることをつづけていくしかありませんでした。すでにカウンセラーとして独立していたわたしは、誰に聞いてもらうより、そうして自分と向き合うことがもっとも自分を整理できると感じていました。
何年か後になって、あのクラッシュはわたし自身の内側に根強く残っていた「人の役に立ちたい!」というエゴが引き起こした反動だったことに気がつきました。今は、他の誰でもなく自分自身で引き起こした波だったと感じています。
いずれ意味は、わかる時がくるかもしれません。
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