星くずの叡智 森のささやき

元ドイツ在住キャリアカウンセラーの日記

ゆるしの時

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今日あたりから木星と海王星が魚座で重なる時期に入るようなのですが、眠い、眠い、尋常でなく眠い。
もうこれは寝ろってことなんでしょうが、わたしはエネルギーの切り替え時によくこういう体験をします。

拡大と発展の星が魚座という無条件の愛の領域で重なるわけですから、もうこれは、ゆるしのフェスティバルですよね。
ゆるしとは古いものを手放すこと。古い枠を手放すことで次に行ける。その枠を超えて拡大発展していけるわけです。

エネルギーの切り替え時にわたしが体験する興味深い現象がもう1つあります。
これはかなり個人的かつ具体的なことなのですが...これまで着ていた服が似合わなくなるのです。

1年ごとに流行が変わることもあって洋服のことを「モード」といったりしますが、自分のモードが変わると、似合う服が変わってくるのです。
もちろんこれは、世界基準じゃなくて、自分起点で起きてくることなので、流行という外に合わせた服選びをしているとわからないかもしれませんが、自分に合わせた服選びをしている人はたぶんわかると思いますよ。
 
年初から日本で働くことになっていたわたしが2022年、こちらで最初に購入した服はスーツでした。一応ドイツにいた頃もダブルワーク用に持ってましたけどね、一着。でもさすがに週40時間営業するとなると、一着じゃ足りんだろうと、昨年の冬、なけなしのお金で買いに行ったんですね。
 
もちろんそこには着慣れたドイツの冬服を着て行ったのですが、鏡に映った自分を見て思わず心の内で一言。

だっさ...(ダサい)
なんだこのぼんやりした色使い。
 
この場合の「ダサい」というのは、おそらく「波長的にマッチしていない」という感覚的なものなんだと思います。
わたしは波長の合わない服を着ると、なんだかしっくりこないといいますか、鏡を見た時に自分自身の印象がぼんやりしたり、凸凹した印象を持つようになります。
そして、昨日までと同じ服を着ている時でも、ある時突然自分自身に対してそう感じることがあり、それはどうも自分の意識が変わった時のようなのです。

その時は、ドイツでよく着ていた白やピンクなどの柔らかい色合いの服がなんだか急に幼く自信なさげに見えてしまい、黒やワインレッドなどシャープで落ち着いた色合いの方が今の自分にはよくマッチすると感じたのでした。
おかしな話ですがこの体験を通して、わたしは、本当にこれから日本で働くつもりなんだな、と自覚を新たにしたことを憶えています。
深層意識には時系列がありませんから、自分自身の深い部分はこれから起こることをもう知っていて、単にそれにふさわしいものがわかるのだろうと感じたからです。
実際、その時のスーツは就職活動で大活躍でした。
 
そして今日、スーツを着た自分を鏡で見て改めて思ったこと。
それは「あれ?スーツが凸凹している」でした。(今日は面談に行く予定だったのです)

真っ白なセーターとパンツに服を変えました。
ドイツにいた頃の服も着てみたのですが、やっぱりちょっと違う。わたしの知っている「あるべき姿」と波長は似ているんだけど、ちょっと垢抜けない。洗練されてないのです。不思議ですね。


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