生き方を修正する時(前編)

自分の生き方を抜本的に修正する時が訪れているようです。
また、共感能力の真の使い方についてもわかってきました。

共感能力についてはこちら

わたしはホロスコープ上では月が7室*にあり、この共感能力が非常に高いタイプの人間です。自他の境界線が曖昧で、他人の感情や意識や価値観にシンクロしやすい。
 
そのため(これまで自覚はなかったのですが)、そんなわたしにとって他者と深い関係性を築くことは、その人の感情全てを引き受けることと同義だったようです。

しかし、冷静に考えればそんなことは不可能です。

そのため、わたしの無意識下には

・他人の感情を引き受けるなんて、そんなことできないという思い
・責任を負うこと、引き受けることへの恐怖
・他者と深い関係性を築き、それにつぶされてしまうことへの恐怖

が深く残っていたようです。(これが蠍座の土星**だったのですね)
 
どおりでドイツにいた頃、友達が少なかったのも納得です。
それももともと少なかったわけではなく、独立して自分の道を歩み始め、土星のテーマを生き始めた頃から急に少なくなったんですよね。
もともとは営業職で、オーケストラ等もやっていたので知り合いは多かったのですが、本来の自分を生き始めるようになってからは、なぜかその頃の関係性がどこか浅く中身のないものに感じられるようになり、そうした交友関係を維持することに心理的な負担を感じるようになっていたのです。
 
そんな自分を受け入れられるようになってからは、よく「わたし友達少ないから(笑)」とネタにしていましたが、本当は少ない方が安心できるからそうしていたのだと思います。
 
上記の観念はこれまでわたしの生き方全体を支配しており、仕事にも大きく影響していました。
これも自覚はありませんでしたが、わたしの潜在意識にとって会社に就職することは、その会社の問題全てを引き受けることを意味していたようなのです。


(タブルワークしていた頃、会社の同僚と)

会社に就職することで、会社の過去の未来も引き受け、無意識に会社全体を背負っていた。恐ろしい、なんという責任感...。

冷静に考えれば、そんなことは土台不可能なのですが、振り返れば会社で働いていた頃は、自分が入る前に起こったミスの回収とか、よくやっていましたね。
それも自分が率先してやらなくても、問答無用で外から起きて来た嵐に巻き込まれるのです。

いや、もちろんそれも無意識に自分で起こしていたんですけど。(大変だったなぁ...)
特に土星は社会天体なので、自分を取り巻く環境に無意識下の思い込みが反映されますよね。

後編につづく


*月は潜在意識、7室は対人関係を象徴するため、7室に月があると自他の境界線が曖昧といわれます
**蠍座は自他一体となる体験を、土星は苦手意識を象徴しています


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