働き方について思うこと

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そろそろ名実ともに副業可能の時代が到来しそうですね。
 
個人的にはとても自然な流れだと思います。
まず、働く時間が長ければ長いほど結果が大きくなるという考え方を、手放さなくてはなりません。それは仕事=労働(Labor)の時代の話であって、アイディアや着想、企画力が骨子となる仕事では、労働時間の長さに比例して結果が伴うというのは幻想ですし、全てはエネルギーですから、内的エネルギーの伴わない仕事はスピードもクオリティも急降下してしまいます。
 
かつてダブルワークしていた頃、わたしは20時間契約だったのですが、ある時本社のスタッフさんに「20時間ですごいパフォーマンスですね」と云われたことがありました。その時「たぶん20時間だから今のパフォーマンスを発揮出来るんだと思いますよ。フルタイムでこの生産性は無理でしょう」とお答えしたことを記憶しています。
自分をマスターするようになってくるとわかりますが、人にはそれぞれ、パフォーマンスを上げやすい(エネルギーを回しやすい)働き方というものが存在するものです。
 
キャリアカウンセリングでは、会社を辞めるつづけるによく焦点があたりやすいのですが、わたしはつづけてもつづけなくても、人はどちらの選択も正解にしていけると思うし、もっと云うと、そこは本質じゃないと思っています。
  
大切なことは、意識の上で会社から独立していることです。
「いつこの仕事を手放しても大丈夫」という意識であること。そうすれば、常に今ここだけに力を尽くせるし、やめるべき時は自ずとわかる。その過程で、それをジャミングする内的葛藤を癒していくこともできるでしょう。
その意識的自立のサポートが今のわたしの役割の1つに感じています。
 
意識の上で「この仕事を手放せない〜」と会社に執着していれば、仕事をつづけるほど自分も仕事にしばられてしまいますし、副業しても意識の切り替えがうまくできません*。辞めたら辞めたで今度は不安で不安で仕方なくなってしまう。
全ては意識の在り方が創り出している問題なのです。

*例えば本業でトラブルが起きると、副業先でもそれを引きずってしまう、ということ。3年前のわたしの実体験です。


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