目覚めていくことは必ずしも物質的な成功を意味しているわけではありません。
これは、魂にとっての成功とはあくまで「意識の内的な成長」を意味しており、個々の意識段階によって社会的に成功することで目覚めが深まるケースと、失敗することで目覚めが深まるケースがある、といえばニュアンスが伝わりますでしょうか。
（多くの場合はどちらも経験すると思います）
わたし自身、もともと独立した頃は「自己実現＝個人のやりたいこと実現」を目的としたキャリア講座を主宰していたため、誤解を払拭しきれていないのかも、と感じることがあるのですが、目覚めていくと誰もが劇的なキャリアチェンジをしたり、天職が見つかるわけではありません。
そうではなく「あれ？たった今やってるこの仕事、わたしの意識の成長にぴったりじゃない？」「これこそまさに天職じゃないか！笑」と気付けるようになるのです。
あるいは「あ、そっか、わたしがこういうふうに生きてきたから、こういう現実を創造したんだ」と（自分を責めることなくまるでテレビを見るかのように）気がつくケースもあるでしょう。まるでゲームの攻略法に気づいたような感覚です。
これは、自分自身に今与えられた仕事、現実、時には試練と感じるような出来事をとおして、自分が今、何から目覚めることを促されているのか？はっきりと理解できるようになってくる＝意識が目覚めてくるからです。
一度「あれ、これってこういうこと！？」と気がついてしまうと、あなたは状況にとらわれなくなります。状況から「今」に目覚めている時間がふえていくのです。
そして、一度その内的成長の喜び、「ああ、こういうことだったのか」という喜びを知ってしまうと、あなたは現実が変わるより、そちらの方がずっと大きな喜びと言葉にできない開放感、そして絶大な安心をもたらしてくれることに気がつきます。
そして、この学びに終わりはないことに気がついて、ワクワクしたりするのです。
つづきます。
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