鏡の国のアリス

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「鏡の国のアリス」というお話がありますが、今日ふと掃除をしていたら鏡の国のビジョンがおりてきました。
(わたしは掃除をしている時、自分の潜在意識とつながりやすいですね)

現実は自分自身の鏡なので(心理学用語で投影といいます)、鏡に映った景色を変えたいと思ったら自分自身を変える、が基本なのですが、わたしたちはよく、鏡の中身を変えようとする遊びをやっています。

というのも、この世界に長くいると、どこからどこまでが鏡なのかがわからなくなることがほとんどなのです。

本当は自分以外は全て鏡であり、鏡(=現実に映った自分自身の姿)を見て自分の姿を変える、というゲームなのですが、時々鏡に向かって突進してはガツーンとぶつかって変えられない(=映っていたのは自分だった!)と気がつく姿が思い浮かび、「あるある..」と一人納得していたのでした。

社会のあり方に疑問や古さを感じる時は、それを映し出している自分自身の古い価値観を見直し、向き合い、祝福して卒業していく時です。
 
ちょうど今、水星が水瓶座から山羊座にかけて逆行しているようですが、この時期は見直しや振り返りを促す出来事が起こりやすいといわれています。

皆さんの生まれた時の天空図では、水瓶座と山羊座はどのハウスにありますか?

わたしは自分自身を意味する1ハウスですから、正に自分自身の価値観を振り返る時期なのだと感じています。 
つけ加えるなら、1ハウスが山羊座で始まった後に水瓶座をすっぽり包み込んでいますから、保守的できっちりした仮面(山羊座)の下にすごく新時代的な感性(水瓶座)を隠し持っていることが暗示されているのです。(反論の余地なし)

つまり、山羊座(保守)から水瓶座(革新)に深く脱皮する時を迎えているのだと感じますが、こうした時のポイントは古い自分や古い価値観を否定しないことだと感じています。
1つ前のステージをやりきってなければ、上手く次のステージに脱皮することはできないからです。

わたし自身の例をあげれば、山羊座がかなり強いので、おそらく自分で思っているよりはるかに保守的、シビア、古風な部分があるのだと思います。なので、そんな自分に気がつき、祝福し、統合して脱皮していかないと、その切り捨てた自分が現実という鏡にはっきり映ってくるものです。

皆さんの鏡(=現実)には、今、何が映っていますか?
もしかしたらそれは、自分でも気がついていなかった意外な自分自身、あるいは、皆さんがこれまで無意識に切り捨ててきた自分自身かもしれません。

今、振り返りのチャンスが訪れています。