心を込める

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ドラゴンヘッドが牡牛座に入ったこともありますが、今後は衣食住、特に食=農業への関心が高まっていくように感じています。

これに関して、とても興味深い動画を拝見しました。

m.youtube.com


ドイツは日本と比べて非常に有機栽培食品が手に入りやすい国です。
BIO(オーガニック食品)専門の大型スーパーもあり、生鮮食品から肉、魚、レトルトまで必要なものはほとんどそこで入手できてしまいます。もちろん値段は普通のものより少しはりますが、それでも手の届かないほどではありません。
 
ですのでこちらに帰ってくる時は「日本でドイツと同じようにオーガニック食品に囲まれて暮らすのは、ちょっと難しいかもしれないですね〜」といわれたほどです。
確かに、入手は困難ではありますよね。
 
こちらに戻ってきて「自然栽培」という言葉を耳にするようになりました。
プラス、そもそもオーガニック食品はどういうプロセスでつくられているのか、実情をほとんど理解していない自分にも気がついたのですね。
 
世の中に「これは良い」「これは良くない」と明確に線引きできるものはとても少ないものです。どんなものにも良い面と悪い面がありますし、それはわたしたち人間の長所が短所であることと同じで、1つの特徴がポジティブに出るケースとネガティブに出るケース、2つの可能性が同時存在するためだと感じています。
 
ですから最終的には「人」に集約されるのかな、と感じます。
その人がどういう思いでどこまで納得してそれを選び、それはつくられたのか。そこに本質が宿るのですね。
そうして追求した結果たどり着いた場所がオーガニックの時もあれば、そうでない時もあるのかもしれません。

これは、普通のレストランやカフェでも同じです。つくられた人のエネルギーがのっています。心をこめてつくられたものは、エネルギー密度が高く、ずっしりとしていて、時間をかけて食したいと感じると思います。
ですから「心を込めて仕事をする」ことは、実はとてもすごいことなのです。
 
こうしたことは、やはり体験してみないとわかりませんね。「考えるな、体験しろ!」といわれているかのようです。

・良い悪いはTPOに応じて変わるものであり、少し浮き足立った選択基準であること
・では、より確実な選択基準は何か?といわれれば、自身の求めるものにマッチするかどうか?であること
・そのためには、どこまでも自分の心地よさや体感がベースになること
・それには、イマココの心地よさに正解を求めつづけること

そんな時代が訪れているのかもしれません。