星くずの叡智 森のささやき

元ドイツ在住キャリアカウンセラーの日記

意識ステージが変わる時

ミッドライフクライシスにつづいて「その方の意識ステージが変わる時」というのも、星読みである程度みることができるようです。
 
わたしはあまり、占術や統計で個人的な未来を見るタイプではありません。
本当に知るべきことは、知るべきタイミングでやってくる、という捉え方をしているからだと思います。
 
どちらかというと、体験してからその出来事の捉え方について、星読みで答えあわせをする、という傾向がありました。体感が先で、言語化は後。魂がそういう学び方をしたい時期だったのだと思います。

しかし最近、気づけば星を読んでいる自分を見て思うのは、自身がそれだけ大きな『人生の節目を迎えている』ことを潜在的に理解しているからではないかと。おそらく次のステージの準備をしているのだと思います。

「意識ステージが変わる時」というのは、星読みのプログレス法という読み方でわかります。

生まれた時の天空図(ネイタルチャート)=魂の人生設計図
現在の天空図(トランジット)=地球全体に降り注いでいるエネルギー

とすると

星読みのプログレスチャートは、その方の体内時計や意識の経過地図をあらわすといわれています。
 
とても主観的な表現をするなら

✔︎「わたしってそもそも、どういうエネルギーを放っているのかしら?」を確認できるのが生まれた時の天空図(ネイタルチャート)

✔︎「なんか最近、こういうエネルギー(流れ)を感じるんですけどこれは何?」を確認できるのが今の天空図(トランジット)

そして

✔︎「なんかわたし、最近性格変わった気がするんですけど、気のせい?」を確認できるのがプログレス

というのが、わたしの個人的な感覚です。
 
下記のサイトでは、生年月日からご自身のプログレスの新月・満月を算出することができますので、その時期、自分の人生で何が起きていたかを振り返ってみると興味深いかもしれません。


こちらはわたしの人生で、プログレスの新月・満月が起きたタイミングなのですが


1(最初の新月)は射手座の23度で起きていました。

プログレスの新月はその後30年の人生のテーマをあらわすとされています。
射手座の23度というのは、適応力と柔軟性、臨機応変さと挑戦する勇気などを学び、深める度数ですから、わたしの人生は10才の頃から30年間それがテーマだったことになります。

小さい頃のわたしはかなり内向的で、小学校の休み時間も1人教室にぽつんと取り残されているような子だったのですが、ちょうどその頃、小学校高学年の頃から自然と何にでも挑戦するようになり「なんか性格変わったな」と思っていたことは確かです。

2の頃(2008年5月のプログレスの満月)は、ドイツ生活を始めた年であり、渡独に反対していた家族もそれを認めてくれた頃でした。その後、海外就職・失業・転職・独立のフルコースを経験した人生は、正に「適応力と柔軟性、挑戦する勇気」を学んだ30年だったと思います。

このサイクルが、もうまもなく終わるのです。
次のプログレスの新月は、予定では来年の2月に山羊座の23度、天空図では自分自身を意味するアセンダント上で起こります。誤差なし0度。

こういうの、設計して生まれてくるのだとは思いますが「はいここで一度リセット😎」といいますか「生まれ直してきてね😇」とチャートがいってますよね。

山羊座23度は、成功と失敗・勝利と敗北などの社会的価値観から自由になる度数。
(23度=2+3=5だから自由と解放の数字なのだと思います)
「なんか性格変わったな」と感じた10才の頃はとても楽しかったですが、またそんな時期が訪れるのでしょうか。
 
射手座で一度23度を極めた身としては、自由になるには一度それを心から楽しみ尽くすことが大切。否定しても決してそれから自由にはなれないのです。

もしかしたら、わたしは成功と失敗を楽しみ尽くす経験を望んでいるのかもしれませんね。