魂は全てを知っている

昨年5月のブログです。
 
このメッセージを受け取ったは5月半ば、わたしがドイツで売上税の問題に直面したのは8月半ばですから、やはり魂は、これから起こる流れをいつも知っているのでしょう。

深層意識はこれから起こる流れを全て予見していて、渦中に巻き込まれた時のために、その時気をつけた方が良いこと、気をつけるべきことをきちんと夢で予告しています。(今ならこのメッセージが何を意味していたのか本当によくわかる)

でも顕在意識レベルではそのことを思い出せませんから(我々は、自ら意識に制約をかけて自分の仕掛けたゲームを忘れているのです)起こってくる流れを実際に現実で体験しながら目覚めを深めていくのだと思います。
 

1つのサイクルの終わりとは、これまでの大きな魂の旅路(1つのカルマ)が終わりつつあることを示していたのです。
この時は、まさか手放すべきものがドイツの暮らしとは思いもしませんでしたが。

確かに「今は日本に戻るべき時なのだ」と悟って帰国を決断しましたね。

これは守れませんでした。
当時はあまりピンとこなかったといいますか、今のわたしにはメンターはいないから大丈夫と高を括っていたのだと思います。
 
この半年間「もっと最初からこうすべきだった」とか「こうやって失敗したのだから次はこうすべき」などなど、周囲の方の客観的なアドバイスに耳を傾けていました。
もちろんそれは、過去の人生経験から「そうすべき」と判断したから(自分に足りない視点は他者から学ぶべきなのだという発想から)なのですが、その結果実際にみえてきたこと、アドバイスを参考にしながらやっぱり自分にとっては『これが大切なのだ』と感じたことは、やはりこれまでわたしの体現してきたことに他なりませんでした。

でもこれは、実際に体験しなければわからなかったといいますか、体験したからこそ、盲目的に自分を信じるのでもなく、不安を不安として残したまま何かを盲信するのでもなく、体験的な検証を経た上で撰択したい答が見えてきたのだと思います。

もっと単純な意識だったら話は別だったのですが、土星の効いているわたしの中には、常に自らの言動を社会的常識と照らし合わせたがる自分がいるので、やっぱり避けては通れない道だったかな〜と感じています。

ある意味、どんな状況においても自分を見失わないか?自分の内奥の声に従いつづけられるか?、自分の最も弱いところを突かれました。

ただ、目覚めを意識してから何度かこうした経験はあって(自分を見失いやすい場所を突かれる)、その時々で試されるポイントは変わってきているので、少しずつ成長しつつあるのかもしれません。

塔のカードは青天の霹靂。これまで築いてきたものの崩壊。状況の行き詰まりを打破するための、抜本的改革の必要性を暗示しています。
それが逆位置に出ていたことはもはや『この先自ら落下しにいくこと』『魂は崩壊による解放を選択した』と示唆していたとしか思えません(笑)。
 
もう一度やり直せるとしたら、やはりわたしは今回起こってきた流れを体験したいと思います。
今となってははっきりと、必要な経験だったとわかるからです。