今のままのキミで、全てを手に入れていいんだよ

「これまでやってらしたカウンセリングのことですが、経歴書には "悩みの言語化をサポート"と書かれてますよね?でも、履歴書の志望動機の欄では "ポテンシャルスキルの自覚・顕在化をサポートできる" と表現されているんですが...」
 
「ああ、それは、実際にカウンセリングの現場でやってきたことは、悩み(モヤモヤ)の言語化が中心なのですが、わたしは言葉になっていない情報を言語化するサポートが得意なので、それをこのポジションに活かした場合、ポテンシャルスキル(強み)の顕在化となるのかな?と思ったわけです。統一した方が良いでしょうか...?」

「あ、なるほどね。わかりました。ご自身でそう意図されているなら大丈夫ですよ」

先日、ハローワークで履歴書・職務経歴書をみていただいた際、そんなやりとりがありました。

1.悩みの言語化2.強みの自覚って、似て非なるものですよね。

悩みの言語化は、本当の望みを自覚する上でとても役立ちます。
やりたいことを、やりたいようにできている時、人は悩みません。つまり逆にいうと、やりたいことを、やりたいようにできていない時、人は「どうしたらいいんだろう?」「どうしてこうなっちゃうのかな?」と悩むわけです。

なので、悩みを整理する目的は、悩みの底に眠っている魂の意図(うおお、本当はわたしはこうしたいんだ!😎)を自覚することにある、とわたしは思っています。
 
「わたしは悩んでました。だってわたしは本当は、こういうことを、こういう風にやりたかったのですから!!🔥」

ここまで自分の思いを言語化(自覚)できるようになったら、悩みの役目はそこで終了です。
なぜなら、あなたは本当にやりたいことを自覚されてしまったからです。あとは、もう現状を思い悩むことなく、自覚された本当の望みだけに向かっていけば良いのです。

その人の生き方の軸を、悩みや問題を解決するため or 現状に耐えるための生き方から本当の自分自身を表現する生き方にシフトさせること。
それが悩みの存在理由であり、実は悩んでいる時というのは、自分軸を立ち上げる=魂の意図を自覚するチャンスでもあるのだと思います。

それがずっと講座でわたしの表現していたテーマだったんだな〜と、改めて納得してしまいました。

そして個人的に「強みの自覚」というのは、悩みを言語化し、自分軸を立ち上げた次にやってくるプロセスだったのかな?と感じるようになりました。
 
軸がズレたままだと強みをなかなか自覚しにくいといいますか、今の自分自身の生き方が本来の凹凸からズレていると、今ひとつ強みが肚落ちしにくいんですよね。

本当の意味でそれを自覚するには、周囲からの評価や推薦、そして「あなたのこういうところが素敵ですね」というポジティブな言葉を、自分というフィルターを介さず、ありのままに受けとることが大切なのだと学びました。

わたしに言語化が上手ですね、と教えてくれたのも周囲の人です。もう耳タコでしたが、頑固なわたしはずっとスルーしてました。

こうしたことは、誰の身にも日常的に起きているのだと思うのですが、どうもその時、自分の意識が「ありのまま自分自身を周囲と分かち合うこと」ではなく「不出来な自分自身を十分にすること」とか「より力をつけて評価してもらうこと」にフォーカスしていると、何事もなかったかのようにスルーしてしまうみたいなんですよね。(経験者は語る)
 
それだと「ありのままの自分自身を周囲と分かち合うこと」はなかなかできないので、それを役立てる場も限られ、なかなか活動が広がらないようなのです。
まさに、女性性=分かち合う意識の凍結?
  
自分軸を立ち上げた後、周囲の人の評価を素直に受け取ることで、本当にやりたいことを主軸に、それをより広く社会に展開していくことができるようになります。
社会は意外と優しいし、あなたが自分自身に一致していく時は、相手もそれを反映して一致していきますから、意外とあなたの本質をよく見ているのです。
それは、今のままの自分のまま、あなたの本当にやりたいことが、社会の色々なシーンで役立つことを知っていくプロセスなのかな、とも感じます。
 
「今のままのキミをシェアすることで、もっと多くの人に喜ばれていいし、誰かの役に立っていい。全てを手に入れていいんだよ」ということを自分自身にゆるすプロセス、なのかもしれません。