仕事選びの基準が変わる

ここ数年は牡牛座天王星時代、ということもあって、価値観の変容、白が黒になり、黒が白となるような体験が多くの人の意識の内で起きてくるのではないかと感じています。

で、その中の1つは、おそらく「仕事選びの基準が変わる」
 
わたし自身、日本で就職活動をしていて感じることなんですけど、もはや「業界」「業種」「職種」「ブランド」では、本質的にマッチングする会社選び(=働く場所選び)は難しくなっていると思います。
(いや、ホント、これを体験をもって言語化するために、一連の就活プロセスを今一度辿ることになったのでは?と感じるくらい)
 
同じ業界や業種でも、何を目的としているかで、そのやり方や進め方は変わってくるもの。なのでマッチングにおいて会社のどこを見るのか?といわれれば、おそらく
 
・「ミッション」「ビジョン」など会社のコアとなる方向性
・それが末端(=スタッフの働き方)にどれだけ浸透している企業文化なのか?
・今の自分にとって、それはどれだけ自然に感じられることなのか?

このあたりなのかな、と感じているのです。

あ、もちろんコンビニのスタッフなど、メンバークラスの仕事では、仕事がタスク化(To Do化)されている分、1つ1つの仕事への取り組み方を通して自分とつながる、とか、自分にとって心地よい方法で進めることだけに集中すればいいのですが

もっとこう、価値創造を求められる仕事というのでしょうか。
会社のミッションにジョインして、Value(価値)の創出を求められるポジションの場合、そもそも何にValue(価値)を置いているのか?そこが企業と個人で一致しないと本質的なマッチングは無理ですよね。

注:メンバークラスとか価値創造っていうのは優劣の話ではなく、その場において演じる役割分担の話。そこにヒエラルキーを感じているうちは、世間一般の価値観に意識が取り込まれているように感じます。

「やりたいことがやれるかどうか?」っていうのは、もちろん判断基準として悪くはないのですが、視野がミクロ化しやすいところがありますね。
一部だけしか見えていないし、そもそもやりたいことって、今、やりたいことにすぎないわけでしょ?
(つまり明日には過去となっている可能性もあるわけです)
 
コミュニティや会社といったグループにジョインする場合、これからの時代に大切なことは、今やりたいことができるか?よりも、どれだけ自分の創造性を活性化させられる環境かどうか、やりたいことをどんどん生み出したり、次々に取り組んでいける環境かどうか、ということなのかもしれません。

もっと簡単に書くと、自分とつながりやすい環境かどうかってことで、その判断基準が先に書いた3つ、みたいな感じでしょうか。(皆さんは、どう思われます?)

で、この話をふまえて1つまとめを書かせていただくと、これからの時代は「どこで働くかよりも、誰と一緒に働くか?」に重きをおく人がふえてくるのでは?ということです。
 
同じような変容はおそらく「どこで暮らすかよりも、誰と一緒に暮らすか?」といったレベルでも起きてくると思うのですが、たぶん仕事の方が先でしょうか。そっちの方が変容の浸透(意識改革から行動までのプロセス)が早そうだから。

自身の内側で起きているこうした価値観の変容に気がつかないと、現実でミスマッチを体験する人もふえてくるのかもしれないので、今後お受けする個別セッションは、そうしたサポートになってくるのかな、と感じています。

自分でいうのもなんですが、わたし自身はむしろ、価値観が時代の先を行き過ぎてて社会への適応に工夫を要するタイプ、というか、私の価値観や感性そのものが、社会一般にとっては斬新なんだわ、ということに、最近やっと気づいた感じなのです。😂

なのできっと、周囲と比べて自分は..とかいってる方に「いや、それフツーじゃナイっすか?」「日本人、ガチで頑張りすぎですよ」とかいっちゃうと思います。