自分とつながる人間関係

人間関係を通して目醒めを深めていくポイントは2つあるのかな、と感じていて

1つめは

その人が今、どんな問題を抱えていたとしても、あるいはどんな状況に置かれていたとしても、それはその人が自らの内面的な課題を癒していくため(=目醒めていくため)に自分で創造している(だから絶対に大丈夫なんだ✨)という見方をすること。

2つめは

自分と相手との間に具体的な問題が発生している場合には、相手はこちらの気づき(目醒め)を促すためにあえてその役をやってくれている、と捉えること。

この2つなのかな、と感じています。

まず1つめの視点を忘れている時、わたしたちは相手を「助けなければいけない存在」「サポートしなければいけない存在」と認識しがちです。
しかしこれは、その人本来の力を見くびっている、とても上から目線のスタンスなのだと最近身を以って学びつつあります。
 
困っている(ように一見見える)相手を「完全体」とみなした時、わたしたちは再び自分とつながることができます。

すると不思議なことに、その人がなぜその問題を体験しているのか、そこから魂として何を学ぼうとされているのか、より奥行きを以って感じられるようになるのです。

困っている人がいるように見えたのは、そこに「問題」があるように見えたのは、自分自身がズレていたからであり、そのことに気づかせるために、その人はあえて困っている人の役をやってくれたのだ、ともいえます。

そうするとその人にもはやアドバイスではなく、体験という魂の学びを応援するような声がけ、つまりエールを送りたくなると思うのです。
 
「あなたを応援しています✨」

その純粋な気持ちを、お金や物資など、形あるものとしてその人に届けたいと感じた時には、それも素敵なことだと思います。


2つめのポイントは、基本的に「自分の中にあるものしか外には映らない」という点をあらわしていると思います。

自分と向き合う相手が演じてくれるのは

・自分にダメ出ししたがる無意識の自分
・この人はこういう人である、という自分の中の固定観念
・置いてけぼりにした自分、封印した自分、今の自分自身から締め出した自分
・自分でも気がついていない今の自分自身の姿

など本当に様々なケースがあると感じています。

ただこれは、分析したり考え込むことでわかるというより、自分とつながりつづけることで「あ、そういうことか!」と、直感的にもたらされる理解だと感じています。