演奏中、お前の意識はどこにあるんだい?

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先日、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を聴いていた時、ふと
「演奏中、お前の意識はどこにあるんだい?譜面台の前かい?」というエネルギーを受けとり、しばし沈黙したのち
「ああそうか、譜面台の前にいる意識と、客席にいる意識では演奏の仕方が変わるんだ」と思ったのですが、その後しばらくして
「違う。これは、演奏中わたしの意識は物理次元にあるのか。それとも内奥の宇宙にあるのか、ということだ」と、感慨を受けたことがありました。
 
言葉に咀嚼できるほどまだ量子的理解が進んでいないのですが、そう思って聴くと音源の響き方が全然変わってしまい、びっくりしました。やばい、宇宙意識が振動している。時々出会うぞくぞくする演奏の正体はこれか。
 
最初に聞いていた時は演奏していたわけではありません。
しかし、わたしは「自分だったらどう弾くだろう」という意識で聴いていた。だから意識の内では譜面台の前にいたのです。

意識が開かれてくると、ワンネスという感覚が少しずつ理解されてくるのですが、わたしたちは今ここに意識をおきながら意識を自由に飛ばせるようになってきます。
例えば、譜面台の前に座りながら客席に。あの席だったらきっとこう見える、こう聴こえるのだろうか?そうしたイマジネーションが開かれるようになって来るのです。意識がどこにあるかで今ここで再現される演奏は、もちろん変わります。
コミュニケーションにおいては、相手も自分なのだと思って話せるようになると、内側から生まれる永遠の安心感があります。もうあなたは、永遠に1人ではないのです。

2つめの答は次元の違い。
意識のどの層で音楽を振動させているのか。これはどこで生まれた音楽なのか。
物理次元の再現に集中していれば、表面張力のはった鋭い音楽になる。
しかし響きの余韻に深みがない。あっても受け取れない。1つの音から語られることがずっと少なくなるのだ。そうか、譜面台の前の意識で聴いていたら、内なる意識への響き方も、再現の仕方もそうなっちゃうんだ。

最初に聞いてた時、わたしの意識は譜面台の前にあったので、譜面台の前で演奏しながら聴ける範囲の音しか拾っていなかったのです。宇宙意識で聴いたら、やばい全然響き方が違う、とビビりました。これから聴き方を変えてみようと思います。


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